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アサリ槌各種 [道具]

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いま持っているアサリ出し用の槌はこの5本。重さは左から220g、210g、200g、135g、50gで、10gの違いは結構大きい。柄の長さは左の一番重いものが一番短くて16センチ、次が200gの19.5センチ。

実はこの2本の槌はお隣さんの兄弟の鍛冶屋さんの形見で、それを使わせてもらっている。これはどちらの槌も片側が鋸の刃を曲げてアサリ出しするための薄いもので、反対側が普通の槌の断面(円形)をしている。

210gと135gのものは自分で買ったもので、自分の使いやすい柄の長さにしていて、それぞれ21.5センチ、20.5センチ。一番小さいのは軽いので少し長めの24センチにしてある。

どれも根拠があって決めた長さじゃなくて、慣れてきたら長さが変化するかもしれない。というのも、鋸の歯は鋼だけど意外と叩くことで変形する。慣れればより少ない力で数を叩いて微妙な修正になるはずで、あまり長い柄は必要ないのかと想像している。

ところで面白いのは、山形で両側が薄くなっている槌は比較的最近のもの(とはいえ昭和の品。今のものは打面に超硬度のチップがはめ込まれている)だけど、借りている槌とは打った時の感触が違う。どちらがいいのか判断はつかないけど、新しいのは硬くてシャープで、古いものは当たりが柔らかく、金床を強く叩いていると潰れてくる。そんなに強く叩くものではないのだろう。

借りているものは鍛冶屋だった人が自分に使いやすいように作ったものだけど、用途に応じて焼き入れや焼きなまし具合を変えてこんな違いを出しているのだろうと思うと、槌という単純な道具も以外と奥が深そうだなぁと感じる。
タグ: 目立て
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minton

ちょっとずつ違うっていいですね。
今は手作りがなくて、既製品ばかりなので、そういう微妙な違いがないですよね。
by minton (2016-07-08 07:58) 

川越

>mintonさま、こんにちは。
昨日は暑かったようですね。体調に気をつけてください。今の道具は手作りがないわけじゃないですけど、プロの方でもそんな道具を選ぶことはなくなりつつあるようですね。その分木工趣味の方たちが高級な手作り道具を求めているような話を聞きます。

ともあれ、道具は使う人によって使いやすいように作るのが理想ですよね。今は身近に鍛冶屋もないので、そんなこともできなくなっているのが残念です。
by 川越 (2016-07-08 10:12) 

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