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ワラジを編む治具 [道具]

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先日、リフォーム中の古い民家から大きな山仕事用の鋸をもらったことを書いたけど、その時に一緒にもらってきたのがこの「わらじ編み用の治具」。もう5〜60年以上も前の時代のものだけど、今60代以上の人たちは見た記憶があるらしい。

かつては夜になれば屋根裏や物置、家の隅から藁を持ってきて、この治具に足をかけてワラジを編んでいたのだろう。屋根裏には今でも大量の藁が積まれていたけど、「昔は大きな家じゃないと生活ができなかった」と周りの年寄りに聞くけど、なんでも家の中に置いておかなければ冬にはどうしようもなかったのだろう。家によっては家の中で鶏も飼っていたらしい。
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わら縄をかけた部分は日々藁で擦られてすり減り、磨かれたようなツヤが残っている。材質はケヤキのようだけど、硬いケヤキが藁でこんなにすり減るにはどのくらいの時間がかかるのやら。暗い冬の間には一日中編んでいたのかもしれない。

さすがに今これを使ってワラジを編む気は無いけど、背負子に使うショルダーを編むのに使えそうな気がしてもらってきた。使い方を教えてくれる人もいないのでやってみるしかないけど、どうにかなるだろう。

背負子も思っていた以上に消耗するので、数年のうちには作り変えないといけないかもしれない。今更作ってくれるところはないし、あっても木工細工でびっくりするような値段になるはず。やっぱり日々使う道具は自作になりそうだ。

どなたか、背負子用にいい材木が余っていたら教えてください。(^^)/